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緊急リポートiPhone5を手に入れた(3) カメラ機能検証 [iPhone5]

 今は11月1日午前9時15分だ。また出先で書いている。今度はフリック打ちなので、どれぐらいのスピードを出せるのか、興味があります。

 さて、iPhoneの気になるプロユースの一つに当然写真があると思う。プロのライターなら、写真がいかに大切か、知らない人はいないだろう。

 ネタがないとき、写真を撮るだけで、原稿を書けるぐらいだ。ネタがあったとしても、いい写真付きと写真なしでは扱いが大きく違ってくる。写真の腕前は、記者が美男美女である以上に重要な意味を持つのだ。

 しかし、写真の腕前というものは絵心、芸術的センスとかかわってくるようで、一朝一夕に上がるものではない。わたしのように人生の終盤に入っても下手くそなままの男もいる。

 それはさておき、いい写真、うまい写真は撮れなくても、重要な写真、タイムリーな写真は撮ることはできる。

 そのためには、常にカメラを携行していることが条件となる。しかし、カメラは重くて、かさばるのである。人をギョッとさせるのである。だから、取材者じゃなくても、誰だってできたら持ちたくないものだ。

 ケータイのカメラが使えれば、問題は一気に解決する。しかし、大抵のケータイカメラはプロユースに耐えない。ブログ用にもおぼつかないぐらいだ。そこで、iPhoneのカメラ機能を実地に検証してみた。

 ふ~、ここまでで9時40分。スピードは後で確認しよう。じゃ、また。


iPhoneから送信

 カウントしてみました。25分で760字、分速30.4字です。フリック打ちを知らなかった前回が分速26.7字なので、確かにスピードアップしました。でも、たった14%しかアップしませんでした。おそらく、ここら辺がわたしにとっての限界なのでしょうが、800字打つのに約30分とは……かなり厳しいものがあります(>ω<)ノ


 というわけで、またまたサボっておりました。iPhone活用編の続きを書きます。

 まず最初に、アップルの説明では、iPhone5のカメラ機能は基本的にiPhone4Sと変わっておらず、同じものを踏襲しています。具体的にいうと、

8メガピクセル

オートフォーカス
タップしてフォーカス
LEDフラッシュ
裏面照射型センサー
5枚構成のレンズ
顔検出
ハイブリッド赤外線フィルタ
?/2.4の開口部
パノラマ

 という仕様です。冒頭の「8メガピクセル」というのはカメラ部分の有効画素数で「1メガピクセル≒100万画素」と考えちゃっていいみたいです。

 とすると、iPhone5は800万画素のデジタルカメラととらえられます。

 これを例えばニコンのデジタルカメラ群と比較しますと、最上位機種の一眼レフカメラ「D4」が16.2メガピクセル(≒1600万画素)、最軽量のコンパクトカメラ「クールピクスS01」が1014万画素なので到底、一般のカメラの代用品にはならないことは一目瞭然です。

 またライバル機のGALAXY S Ⅲのカメラ機能は約810万画素なのでほぼ互角か、むしろやや劣っています。

 しかしながら、カタログデータには表れない描写力、撮影力においてiPhone5は優れています。

 具体的にいうと、シャッター音が非常に小さいので、隠し撮りに適しています。またカメラを構えたときに、被写体側から見てカメラとして使用しているのかどうか、わかりづらい設計になっているのでスナップ撮影に向いています。他機種ですと、例えばカメラ作動中のライトが点灯したり、あるいはピント調節用の補助光を発射するのでカメラとして使用していると分かってしまうのですが、iPhone5にはそんな心配はありません。

 自分でも盗撮してしまわないか、ちょっと怖いぐらいです。

 ですから、プロユースとしてのiPhone5のカメラ機能を考えると、例えばこんな使い方があると思います。

 事件現場なり取材現場で、写真撮影が制限されている状況で隠し撮り→素早く送稿といった使い方です。相手が気づいたときにはすで送信してしまっているので、カメラ本体に残った画像を削除しても平気というパターンです。

 あるいは一眼レフカメラをおとりとして使い、写真撮影への妨害自体をiPhoneで隠し撮りといったことも可能です。

 いずれにせよ、取材者はカメラがあればあるほどいい。故障や紛失の際の予備機になります。

 まあ、基本的にプロユースとしてiPhone5のカメラ機能は使い物にならないのですが、特筆すべきはその豊富なアプリ群です。

 新聞・雑誌の活字媒体はともかく、ブロガーにはいろいろ面白いものが見つかりそうです。

 例えば、写真撮影・共有アプリ「Instagram」(2012年4月からAndroid版もできました)。iPhone5で写真を撮った後、「Hudson」「1977」といった変調メニューを選択して、簡単に色調を変えたりできます。

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 あるいは、撮った写真を白黒マンガのコマ風にできるアプリ「漫画カメラ」。こちらもAndroid版対応中とのことですが、こういった面白いアプリはまずiPhoneでできることに要注意です。

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 こういった面白いアプリに触れられる、ということ自体がプロの取材者にとっていちばん有利なことなのかもしれません。


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