iPhone5まとめ 結局何がすごいのか [iPhone5]
何回かに分けてiPhone5の使い方を検証してきたわけですが、ここで大本に立ち返ってというか、基本に戻るというか、一体iPhone5って何がすごいの? というテーマを考えてみたいと思います。
まず、物理的にいえば、iPhone5は前型機iPhone4Sに比べて、以下の点で優れています。
●より薄く、より軽く、より見やすく
[厚さ]9.3mm→7.6mm、18%減
[重さ]140g→112g、20%減
[画面]対角3.5インチ(8.89cm)→4インチ(10.16cm)
●初めてLTEに対応
LTE(エルティーイー)とは「Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)」(長期的発展、長足の進歩)の略で、意外に「あれっ?」てな感じの言葉ですな(笑)。
現行の第3世代携帯電話「3G(スリージー)」を上回る規格で、わたしなんかは「じゃあ、4Gにしろよ」と思うのですが、業界的には“つなぎ”規格らしく、あえて「LTE」にしているんだそうです。それ以上詳しい話は、ウィキペディアを読んでください(笑)。
[通信速度]下り最大14.4Mbps→75Mbps
あくまでも公称速度なので、実際に秒速7500万ビットで動くわけではありませんが、それでもめちゃくちゃ速くなったといえると思います。
ただし、これはiPhone5だけのお手柄ではなく、ドコモのスマホでも同様の進歩は起こっています。
●処理速度2倍
[集積回路]サムスン電子製A5チップ→A6チップ
iPhoneの心臓部がアップルと特許係争中のサムスン電子が作っているとは傑作だけど(笑)、とにかくA6チップは処理速度が2倍になったそうです。併せてグラフィック性能も2倍になり、ゲームや動画再生がいっそうスムーズになったそうです。
その理由は……ウィキペディアを読んでください(笑)。
●初のテザリング機能
英語で「つなぐ、結ぶ」という意味の動詞「tether(テザー)」の動名詞「tethering」。
本来なら「テザーリング」とでもすべきなのでしょうが、長音符(音引き)を省略する工学的表記「テザリング」が一般化し、結果的にかえって原音に近くなったという話はどうでもいいですよね(笑)。
iPhone5には、端末本体をWi-Fi(ワイファイ)ルーターとして、パソコンやゲーム機の外付けモデムのように使用できる「テザリング」機能がついています。
外回りの多い人には、うれしい機能ですよね。
当初はauのみのサービス機能でしたが、反響の大きさからソフトバンクでも12月15日から実施されることになりました。
●バッテリー性能がアップ
[連続待ち受け時間]200時間→225時間
[ネット利用]3G6時間→8時間、Wi-Fi9時間→10時間
これは一見地味だけど重要な性能アップですね。ご案内の通り、スマホは電池消耗がハンパじゃありません。内勤のわたしはこまめに充電できるからいいものの、外回りの人はバッテリーの持ちは切実な問題です。これだけでも4Sから5に買い換える理由になるぐらいです。
とまあ、iPhone4Sと5の違いをまとめてみたのですが、実はいちばん重要なのがその操作性です。わたしも使い初めこそ戸惑いましたが、今では第2の身体、頭脳とでも呼びたいぐらいにぴったりとなじんでいます。
人に優しいとでも表現したくなるiOS6の人間的な操作性は抜群です。どこがどうという具合にはっきりとは語れないのですが、例えば新規作成フォルダにぴったりな名前をつけてくれるように、あるいは語変換の予測のように、まるで人工頭脳が入っているのではないかと言いたくなるぐらい実によくできたOSなのです。そこら辺はAndroid機から買い換えられた方は強く実感してもらえると思います。
また豊富で、先進的なアプリ群も魅力です。漫画カメラのように意欲的で実験的なアプリはまずiPhone対応の形で供されます。これはAndroidにはない利点ですね。
ヘッドホンで聞く音楽性能も素晴らしいです。自宅のdynabookと比べたら愕然とするぐらい、素晴らしい深みのある音を聞かせてくれます。単にヘッドホンステレオとして使ったとしてもいいぐらいです。
手前みそではありませんが、iPhone5は絶対におすすめです。わたしはアップル社の回し者ではありませんが、スマホを買うなら絶対にiPhone5がいいと思います。
わたしは長年ずっとドコモの携帯を使用してきましたが、iPhoneを使いたくて先月、家族3人でドコモからauに“引っ越し”ました。金銭的にはドコモを使い続けたほうが得でした。
しかし、金銭的負担を補って余りあるメリットがiPhone5にはあります。
「ガラケー」と呼ばれる、ガラパゴス諸島の生物のように日本独自の進化を遂げたケータイはあと数年で絶滅するでしょう。時代はスマートフォンに切り替わってゆきます。
その先頭を走るのは、アップル社のiPhoneであると、わたしは確信しています。もちろん、Androidも負けずに発展していくでしょうが、その完成度・充実度・実験性においてiPhoneにはかなわないでしょう。
ドコモ・ユーザーの方たちには、かつてのわたしのような葛藤(かっとう)があることでしょう。できたらドコモを使い続けたい、でもiPhoneを使ってみたい……。
理想的なのは、ドコモがiPhoneを販売することなのですが、諸事情から無理みたいです。これはあくまでも噂ですが、アップル社はiPhoneを供給する際、相手方の電話会社にiPhone1台につき通話・通信料の何パーセントかを要求しているみたいです。むちゃな要求です。ソフトバンクとauはそのむちゃな要求をのんで、iPhoneを販売しているというわけですね。
そのむちゃな要求を、日本一の携帯電話企業ドコモが簡単にのむとはちょっと考えられません。iPhoneがなくても日本一なんですから。ソフトバンクとauはドコモを追撃するために、アップル社のむちゃな要求をのんでいるのでしょう。
ドコモがiPhoneのキャリアーになる可能性は当分ありえません。ドコモ・ユーザーがiPhoneを使いたければ、やはりソフトバンクかauに移るしかないです。
そう考えて決断したのですが、わたしは今でも、いえ今さらながら自分の決断は正しかったと思います。
結論です。スマホならiPhoneです。特にドコモ・ユーザーの方へ。キャリアーを変更してでも、iPhoneは使う価値があります。あなたもぜひ、ご一緒にiPhoneの魅力を実感してみてください。
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まず、物理的にいえば、iPhone5は前型機iPhone4Sに比べて、以下の点で優れています。
●より薄く、より軽く、より見やすく
[厚さ]9.3mm→7.6mm、18%減
[重さ]140g→112g、20%減
[画面]対角3.5インチ(8.89cm)→4インチ(10.16cm)
●初めてLTEに対応
LTE(エルティーイー)とは「Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)」(長期的発展、長足の進歩)の略で、意外に「あれっ?」てな感じの言葉ですな(笑)。
現行の第3世代携帯電話「3G(スリージー)」を上回る規格で、わたしなんかは「じゃあ、4Gにしろよ」と思うのですが、業界的には“つなぎ”規格らしく、あえて「LTE」にしているんだそうです。それ以上詳しい話は、ウィキペディアを読んでください(笑)。
[通信速度]下り最大14.4Mbps→75Mbps
あくまでも公称速度なので、実際に秒速7500万ビットで動くわけではありませんが、それでもめちゃくちゃ速くなったといえると思います。
ただし、これはiPhone5だけのお手柄ではなく、ドコモのスマホでも同様の進歩は起こっています。
●処理速度2倍
[集積回路]サムスン電子製A5チップ→A6チップ
iPhoneの心臓部がアップルと特許係争中のサムスン電子が作っているとは傑作だけど(笑)、とにかくA6チップは処理速度が2倍になったそうです。併せてグラフィック性能も2倍になり、ゲームや動画再生がいっそうスムーズになったそうです。
その理由は……ウィキペディアを読んでください(笑)。
●初のテザリング機能
英語で「つなぐ、結ぶ」という意味の動詞「tether(テザー)」の動名詞「tethering」。
本来なら「テザーリング」とでもすべきなのでしょうが、長音符(音引き)を省略する工学的表記「テザリング」が一般化し、結果的にかえって原音に近くなったという話はどうでもいいですよね(笑)。
iPhone5には、端末本体をWi-Fi(ワイファイ)ルーターとして、パソコンやゲーム機の外付けモデムのように使用できる「テザリング」機能がついています。
外回りの多い人には、うれしい機能ですよね。
当初はauのみのサービス機能でしたが、反響の大きさからソフトバンクでも12月15日から実施されることになりました。
●バッテリー性能がアップ
[連続待ち受け時間]200時間→225時間
[ネット利用]3G6時間→8時間、Wi-Fi9時間→10時間
これは一見地味だけど重要な性能アップですね。ご案内の通り、スマホは電池消耗がハンパじゃありません。内勤のわたしはこまめに充電できるからいいものの、外回りの人はバッテリーの持ちは切実な問題です。これだけでも4Sから5に買い換える理由になるぐらいです。
とまあ、iPhone4Sと5の違いをまとめてみたのですが、実はいちばん重要なのがその操作性です。わたしも使い初めこそ戸惑いましたが、今では第2の身体、頭脳とでも呼びたいぐらいにぴったりとなじんでいます。
人に優しいとでも表現したくなるiOS6の人間的な操作性は抜群です。どこがどうという具合にはっきりとは語れないのですが、例えば新規作成フォルダにぴったりな名前をつけてくれるように、あるいは語変換の予測のように、まるで人工頭脳が入っているのではないかと言いたくなるぐらい実によくできたOSなのです。そこら辺はAndroid機から買い換えられた方は強く実感してもらえると思います。
また豊富で、先進的なアプリ群も魅力です。漫画カメラのように意欲的で実験的なアプリはまずiPhone対応の形で供されます。これはAndroidにはない利点ですね。
ヘッドホンで聞く音楽性能も素晴らしいです。自宅のdynabookと比べたら愕然とするぐらい、素晴らしい深みのある音を聞かせてくれます。単にヘッドホンステレオとして使ったとしてもいいぐらいです。
手前みそではありませんが、iPhone5は絶対におすすめです。わたしはアップル社の回し者ではありませんが、スマホを買うなら絶対にiPhone5がいいと思います。
わたしは長年ずっとドコモの携帯を使用してきましたが、iPhoneを使いたくて先月、家族3人でドコモからauに“引っ越し”ました。金銭的にはドコモを使い続けたほうが得でした。
しかし、金銭的負担を補って余りあるメリットがiPhone5にはあります。
「ガラケー」と呼ばれる、ガラパゴス諸島の生物のように日本独自の進化を遂げたケータイはあと数年で絶滅するでしょう。時代はスマートフォンに切り替わってゆきます。
その先頭を走るのは、アップル社のiPhoneであると、わたしは確信しています。もちろん、Androidも負けずに発展していくでしょうが、その完成度・充実度・実験性においてiPhoneにはかなわないでしょう。
ドコモ・ユーザーの方たちには、かつてのわたしのような葛藤(かっとう)があることでしょう。できたらドコモを使い続けたい、でもiPhoneを使ってみたい……。
理想的なのは、ドコモがiPhoneを販売することなのですが、諸事情から無理みたいです。これはあくまでも噂ですが、アップル社はiPhoneを供給する際、相手方の電話会社にiPhone1台につき通話・通信料の何パーセントかを要求しているみたいです。むちゃな要求です。ソフトバンクとauはそのむちゃな要求をのんで、iPhoneを販売しているというわけですね。
そのむちゃな要求を、日本一の携帯電話企業ドコモが簡単にのむとはちょっと考えられません。iPhoneがなくても日本一なんですから。ソフトバンクとauはドコモを追撃するために、アップル社のむちゃな要求をのんでいるのでしょう。
ドコモがiPhoneのキャリアーになる可能性は当分ありえません。ドコモ・ユーザーがiPhoneを使いたければ、やはりソフトバンクかauに移るしかないです。
そう考えて決断したのですが、わたしは今でも、いえ今さらながら自分の決断は正しかったと思います。
結論です。スマホならiPhoneです。特にドコモ・ユーザーの方へ。キャリアーを変更してでも、iPhoneは使う価値があります。あなたもぜひ、ご一緒にiPhoneの魅力を実感してみてください。
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